謎のピラミッド建設ミステリー!宇宙人じゃないっぽい!

この謎を解き明かしたのが考古学者ではなく、
普通の建築家だった

「ピラミッドってどうやって作られたんだろう?」
「ピラミッドって傾斜路で作ったんじゃないの?」
「いやいや、あれこそ、地球外生命体のUFOテクノロジーで作られたんだ」

そういったミステリーの新説を紹介する記事です。(2020/09/08 更新)

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  1. 謎だったピラミッド建設の方法!どうやら宇宙人ではなさそうだ!
  2. ピラミッド建設の定説はくつがえった
  3. 新説!建築家ジャン・ピエール・ウーダン氏の内部トンネル説
  4. 大回廊はエレベータ?
  5. ピラミッドは熟成された技術と高度な数学の結晶

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謎だったピラミッド建設の方法!どうやら宇宙人ではなさそうだ!

古代エジプトのピラミッド。
あの数学的に完全な建造物を古代人が建設できるわけがない。
あれこそ、宇宙人が人間に文明をもたらした証拠ではないか?
このピラミッドが宇宙人との交信する巨大な装置になっていた!
なんてよく聞くが、残念ながら、違うようだ。
ピラミッドがなんの目的でどうやって作られたのか?
実は今でも全くわかっていないミステリーとなっている。
これまでSFや歴史作家、考古学者などが色々と面白い説を考え出した。
しかし、今度は建築家がこれまでにない斬新な新説を唱え、これが回答ではないかと注目されている。

ピラミッド建設の定説はくつがえった

これまで、ピラミッド建設の方法の定説としては2種類あった

  • 直線傾斜路説
  • らせん傾斜路説

まず、直線傾斜路説というのはピラミッドに対して、
5度の傾斜をつけた傾斜路を建設し、その傾斜路を使って石を運びあげるという説。なるほど確かにできそうだ。
しかし・・・

「ちょっと・・・
それは無理があるジャン?」

(建築家ジャン・ピエール・ウーダン)

建築家ジャン・ピエール・ウーダン氏によれば、それでは効率が悪すぎるという。
どういうことかというと、実はピラミッドの近くには労働者村と石切場後が見つかっており、そこから300万個もの石を運びあげられたと思われる。

もし直線傾斜路を使ったとしたら、ピラミッドの頂上までその傾斜路を伸ばすと1.6キロメートルにもなり、ピラミッドと石切場の距離よりもさらに長い傾斜路となる。

そうなると石切場から、かなり遠回りして傾斜路へ運び混むことになり、ただでさえ、重いのにあり得ないだろうという。

さらに「らせん傾斜路説」どうか?これはピラミッドの外側に蛇が巻きつくように傾斜路を作り、運んでいったという説。
しかしこれも・・・

「それこそ・・・
建築学的に無理があるジャン!」

(建築家ジャン・ピエール・ウーダン)

建築家ジャン・ピエール・ウーダンに言わせれば、ピラミッドは綺麗な直線が大変印象的な建造物で、それを成功させるには常に測量士がいて、測っていないと無理だという。
しかし、もしピラミッドの外側に傾斜路を建設してしまうとそれが邪魔で測れないから、全体的に歪んでしまうって言うのよね?
結果的に直線にはならないという。
確かに一理ありそうだ。
では一体どうやって建設していったのか?

新説!建築家ジャン・ピエール・ウーダン氏の内部トンネル説

ピラミッド内部にトンネルを作り、そこが石を運ぶ通路となっていたと言う古代エジプトのピラミッド建設
内部トンネル説

建築家ジャン・ピエール・ウーダン氏はピラミッド内部にトンネルを作り、そこから石を運びあげたのではないかと言っている。
積み上げられた石と共にその内部トンネルも延長していくという仕組み。
これなら、外観の美しい直線を計測しながら、石を運び上げることが可能となる。

「ピラミッドと同じ時代に作られた、アブ・グラブ神殿という遺跡があり、今は崩れているが、ドイツの調査隊が入ったとき、まだ原型と留めていた。そこには内部トンネルがあった跡が確認されている

(エジプト考古学の権威、ボブ・ブライヤー博士)

ということでピラミッド内部にトンネルを作る技術を古代エジプトの文明が持っていたということはこれで証明された。
これこそ、ピラミッド建設の解答ではないか?

「いや、待て待て、ピラミッドには内部トンネル以上のサイズの石だってあるジャない?それはどうなるんだ?やっぱ、UFOテクノロジーなんじゃ?」

(外野からのヤジ)

確かにその通り。
ピラミッド内部の王の間と言われる空間がある。
そこの天井にはなんと一本60トンくらいある花崗岩が隙間なく敷き詰められている。
その上の重量軽減の間も含めるとなんとその数43本。
はい。ジャンちゃん説破綻か?・・・

大回廊はエレベータ?

ピラミッド内部にある大回廊は実は古代エレベータの跡ではないかと言う雪で、古代エジプトのピラミッド建設はだいぶ発達した技術がったかも
大回廊を使った古代エジプト式エレベータ

「古代エジプト式エレベータでこの60トンの花崗岩を運んだ形跡があるジャン」

(建築家ジャン・ピエール・ウーダン)

ピラミッドには王の間に繋がる大回廊と呼ばれる角度26度、長さ46.7メートルの道が存在する。
これまでは宗教的な意味合いから、王の魂が通る道だとか言われてきた。
しかし、よくみると足元の石の壁をみると大回廊の入り口から勾配の上まで真っ直ぐな直線の擦れた跡が残っていた。
建築家ジャン・ピエール・ウーダン氏はこれは台車の跡じゃないか?
と言っているのよ。
この大回廊は台車に60トンの石を運べる24.5トンの重りが載せられた、
「釣り合い重り」の跡ではないか?と言っている。
つまり、建築当時、この大回廊の反対側には別の傾斜路があって、そこから60トンの花崗岩を、釣り合い重りを使って運びあげたととしている。
フランスの建造物の強度を図る会社で調査したところ、機械工学的には可能で絵空事ではないという。さらに・・・

1986年の調査隊がピラミッドの科学的調査

1986年、フランスの調査隊がピラミッドの科学的調査を実施。
この調査で、重力計を使ってピラミッドの内部構造を明らかにするのが目的だった。
その調査隊長のビュイ博士の論文の中には、なんと「らせん上の空洞」があったことが明らかになっている。
ピラミッド内部には15%の空洞が確認され、それはらせん上だったという。
ただ、調査当時にはそれが何を意味するものなのか全く見当がつかなかったらしい。

こういったことからもこの内部トンネル建設説がどうやら真相のように思える。

ピラミッドは熟成された技術と高度な数学の結晶

ピラミッドは宇宙人との交信装置で、UFOテクノロジーで製造されたものでもなんでもなく、古代エジプト人の技術と高度な数学によって建設されたのだ。
初代ピラミッドと言われている階段ピラミッド。
元々古代エジプトではピラミッドの形ではなく、マスタバと呼ばれる平面の、平らな形をしてた。

古代エジプトのピラミッド建設
ピラミッド建設前のマスタバ


どうやらそれを数段上に積み重ねたのが階段ピラミッド となったようだ。
使われている石は人間が持ち運べる大きさで、この時代は巨石が使われていないことがわかる。
しかし、この石材は建設後半にはより大きな石が使われるようになり、重さに耐えきれず、この階段ピラミッドは完成後に崩れてしまったと考えられている。
そうして同時並行で建設していた屈折ピラミッドに活かされ、途中で設計が見直され、ピラミッドの角度を47度から43度に変更したようだ。
それだけではなく、ピラミッドの石の積み方も屈折部分の上下で全く異なっていることから、問題を解決した跡が残っている。

リンド数学パピルス

このパピルスは、今で言う数学の問題プリントのようなもので、割り算、掛け算の問題はもちろん、面積や容積を求める数学の問題が残っている。
そこにはピラミッドの角度を求める問題まであった。
このパピルスは紀元前2000年前に記されたものだが、内容時代はさらに1500年前から伝わるものだと注意書きがあるという。

「でもどうやって?誰が?そんな高度な数学を発見していたのか?」

(外野のヤジ)

それは今もミステリーとなっている。
ピラミッド建設は古代エジプトの古王国時代によく建設されていたが、新王国までなんとか作られていた。
ところがフシギなことにギザの大ピラミッド以降に作られたピラミッドよりもギザの大ピラミッドの方が原型を留めているというフシギな現象が起こっているのよ。
どうやら大ピラミッドには古代エジプト人にもわからなくなった、失われたテクノロジーが使用されていたかもしれないのよね?

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