なんだかんだ今の時代は女性には最高の時代!
「女性は日本の男性社会ではまだまだ平等とは言えない」
「昔の女性の幸せってなんだったのだろう」
そんな疑問を持つ方に向けた記事になります。(2020/10/19 更新)
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- 女性の地位が奈落の底だった古代社会のフシギな法律
- 古代社会は極端な男性上位社会
- 女性の生きる道
- 聖母マリアの受胎告知はホントか?
- 生きる自由があったのは娼婦だけ
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女性の地位が奈落の底だった古代社会のフシギな法律
満員電車に揺られ、会社に通うサラリーマン。
そんなサラリーマンの誰しもが恐る冤罪。
絶対に両手を他人が確認できる位置に何気なく添えるサラリーマン。
皆さん気持ちは同じですよね?
夏になると新宿、渋谷、原宿など若者の聖地から乗車するギャル達には年々目を奪われる・・・いやいや、目のやり場に困ったりした経験はあるでしょう?
こんなニュースに目が止まったんだけど。
あるサラリーマンが仕事帰りに電車で座っていると目の前に短パン履いたピチピチギャルのお姉さんが乗車してきたんだって。
そのサラリーマンよっぽど疲れていたのか、お姉さんの魔力に吸い込まれてしまい、ついつい触ってしまったみたい。
警察での供述では
「・・・触ってしまった」
(痴漢男の供述より)
だったそうなのよ。
スローモーションの中で短パンのピチピチギャルに誘われる幻覚にでも襲われたんだろうか、メロメロビームに心も身体も負けてしまい、手が伸びてしまったとのこと。
もちろん、これは冤罪でもなんでもなく、ストレートな痴漢犯罪!
罰せられて当然でしょう?
ただ、記事で「・・・」を見た時、普段そんなことする奴じゃなかったんじゃないかとか勝手に想像してしまったんだが、まぁ、同情はしても犯罪には変わりないわね。
ただ、これは現在でのことでもし古代社会だったとしたらちょっと事情が違ってたりするんだよね?古代社会ならこのケース、女性が死刑だったかもしれないのよ・・・
古代社会は極端な男性上位社会
今から2000年以上前の古代社会ではだいぶ事情が違うみたいなのよ。
古代社会では、男性のスケベェは、アダムとイブの犯した罪に対して、神が与えた呪いだと考えられてた。
つまりは、ムラムラしてしまうのは仕方ない!させんなよ!っていう考えでした。
紀元前2100年ごろのシュメール人の王朝の王ウル・ナンムによって制定された法では、夫以外の男性を誘惑した既婚女性は死刑だった。
ある女性芸能人が夫に不倫現場をバッチリ見られたニュースが数年前にあったけど、これ古代だと大変なのよ?
紀元前1770年だった場合、その場でその不倫した女性を殺さなければならないという法律だったの。
女性に言わせれば勝手に欲情ってんじゃねぇよ!って言いたくなるようなこともあるよね?
女性が何もしなくても男性は女性に魅力に感じることはあると思うんですが、それも「誘惑された」となれば、女性は死刑でした。
古代社会では、男はスケベェが当然で至極まっとうなことで、そんな男である私を誘惑し、惑わした女性が悪いって言い訳が当たり前に通った時代だったみたい。
イスラム教の女性がなぜベールを被るのか起源はそんなところから来てるんだろうね?
古代バビロニアの法では、屋内で起きた強姦は男性を引き入れた女性が悪いとされ、100%女性が処刑でした。
踏んだり蹴ったりもいいとこね。
よく女性が男に言い寄られて、ひどいことされそうになれば、男の股間を蹴り上げてしまえ!とか話になったりするでしょ?
これも古代社会で実践してしまうと、恐ろしいことになる。
なんと男性の股間を蹴りあげたりすると下手すると、その女性の両目をくり抜いても良いとされてたの。
男根は神様だぁ!の時代だったので蹴り上げるなんてもってのほか!
女性は地獄を見たでしょうね。
紀元前1450年のアッシリアの法ではこのように男性の股間は法で保護されてたのよね。
現代では男性が女性に冤罪をふっかけられても女性は法的に保護されており、その男性は女性を名誉毀損で訴えることはできない。
それが出来てしまうと女性が勇気を持って訴えられないからだってさ!
それに比べると古代は真逆の世界と言えそうね?
だけどね、女性が重宝される仕組みもあったのよね?
女性の生きる道
「男性を知らない」女性、娘というのは大変重宝され、その父親が法的に保護されていた。
どういうことかというと、「男性を知らない」女性は高値がついたの。
古代社会ではそういう女性は商品として価値があり、財産でした。
所有者である父親、主人の権利が法的に認められていた。
そういう女性の最初の男性となれるのはその女性と結婚した男性、つまり夫のみとされてたの。
高値がつくだけあって父親も娘がそうであると証明する必要があった。
例えば、高値を払ってめとった男性から、「違うかった」と訴えられた場合、花嫁の父親は初夜のシーツの血痕を町の長老達に見せて証明してたとか記録が残ってるのよね。
おそらく鶏の血をつけたパパもいたかと思うんだけど。
逆にその花嫁が本当に純潔だったと証明されれば、訴えた花婿は長老達にボコボコに殴られた上、花嫁の父親に謝罪金を支払う必要があったんだって。
その上、離婚出来なくなったということらしい。
花嫁の気持ちなんて、どこにも考慮の痕跡がないね?
聖母マリアの受胎告知はホントか?
ところで、イエス・キリストの母マリアは父ヨセフと婚約してた。当時の古代社会では結婚前女性は親戚の家に3ヶ月預けられる慣習があったそうなんだけど、マリアは不幸にも結婚前に妊娠してしまう。
これは強姦にあったか、不倫したかのどちらかでしょう?
だけど聖典では天使ガブリエルが神の子を授けたとか言ってる。
聖母マリアの受胎告知伝説なんだけど、キリスト教研究の専門家は、「人間界を超えた秘話」とかで興奮気味に話しているのを見たんだけど、どう見ても人間界によくある強姦か不倫の話以外には考えられないでしょう。
その子がイエス・キリストだったみたい。
そんなマリアをヨセフは最初、怒り狂うんだよね?そこら辺が時代を反映していて作り話とも思えない要素をうまく加えてるんだけど、まぁ、ヨセフにも天使ガブリエルが降臨して事情を説明することでヨセフはマリアを愛していたために許すというのがストーリーなんだけど、現実的な古代社会ではこの場合、強姦の犯人は、最初の男性となる権利を新郎から奪った罪で死刑でした。
女性の気持ちとか罪どうこうは全く関係なく、初夜の権利云々があくまでも争点なのよね?なので実話の場合、ヨセフはマリアの父親に賠償請求することが出来たのよね?
まだ婚約していない間に、そんな関係になってしまったことがバレちゃった場合、強姦魔君は、高値で娘を嫁がせることが出来なくなった、その父親に対して通常の3倍の損害賠償を支払う必要があったの。
それに暴行犯が既婚者男性の場合、その暴行犯の妻が、汚された娘の父親の奴隷となることが義務付けられてた。
え?って思うでしょ?そうなのよ。
全く関係ない犯人の妻が奴隷にされてしまうのよね?
さらに父親は汚された娘をその暴行犯に嫁として押し付けることが出来て、その場合、離婚が許されないとされてた。
被害にあった女性の気持ちなんてどこにも考慮の跡がないでしょ?
どうでしょうか?
現在の女性の皆様。
幸せの時代に生まれてたと実感されているのではないでしょうか?
古代社会では妻は夫の所有物で、殺さない限りは全ての権利を有していました。この古代社会できちんとした家庭で育った女性にそんな自由はありませんでした。
ハンムラビ法典でも、夫を見下した妻、夫の許可なく外出した妻達は溺死させられてたみたいよ。
生きる自由があったのは娼婦だけ
逆に選択の自由があったのは娼婦だけ。
古代社会では大変わかりやすく、娼婦がベールで顔を隠すことは禁止されてた。逆に娼婦以外は顔をさらすことは禁止されており、ベールで隠すことを義務づけられていたの。
なので顔をさらすということはOKサインだったということみたい。
そんな娼婦だけど、もちろん、古代社会では結婚することなんてできなかった。華の命は短いもの。
枯れ果てたら、文字通り生きる術がなかったみたいね。
ところで奴隷娘に悪さをした場合は、現在で言うとスピード違反の切符を切られる程度の罰金で済んだようで支払い先はもちろん、その奴隷の所有者。
重要視されたのは女性本人の合意ではなく、所有者の許可でした。
ただそんな奴隷娘にも一つの希望があった。
それは自身の所有者の子を身篭った場合、その主人が亡くなると自由人に昇格されたみたいね。
他に仰天時代があってね、紀元前1750年の古代都市バビロニアでは、全ての女性が一度娼婦になることを義務付けられていたとヘロドトスは言ってるのよ。
そして女性達は見世物市場のようなところで、売買されたんだって。
魅力ある女性はオークションで高値で競り落とされ、妻とされました。
醜い女性達は逆に男性にお金を支払って引き取ってもらっていたそうで。
貧しい身分の男性達はそうやってお金を稼いでいたというとんでもない屈辱的な人生があったとか。
古代社会は女性にとってはまさに地獄のような世界だったようね?