生命の神秘である遺伝子操作によって神の領域に達する人間の狂気とは
「DNA操作で今どこまで可能なのか?」
「人間とブタの合成生物がDNA操作で可能となった?」
そういう疑問を持つ方に向けた記事になります。(2022/01/11 更新)
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- マッドサイエンティストが蘇生させる狂気の古代兵器ミステリー
- 臓器移植は人類の夢
- 古代遺跡の壁画に刻まれたのは神の姿?それとも古代兵器?
- 繰り返される狂気じみた動物実験
- 臓器養殖用の豚人間が誕生、そして軍事転用へ
- 豚人間がついに誕生
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マッドサイエンティストが蘇生させる狂気の古代兵器ミステリー
ほとんどは再発見のテクノロジーと言われてるよね?
もしかしたらDNA操作もそうかもしれない。
ヒトの細胞をもつブタの胎児の作製に成功したという報告が2020年1月26日付けの科学誌「セル」に発表された。
米カリフォルニア州にあるソーク研究所が主導した国際研究チームがとうとう”キメラ”を生み出した。
シュメールの伝説、アヌンナキが冷たい試験管のなかで人間を生み出したのと同じ様に今人間がかつて超古代文明時代に生み出した、人間の血が脈々と流れるおぞましい”キメラ”を復活させようとしている。
“キメラ”という言葉はもともとギリシャ神話のなかに出てくる怪獣で、ライオンの頭、山羊の胴体、蛇の尻尾を持つ合成獣のこと。
このキメラは強靭な肉体を持ち、口からは火炎を吐き、人や家畜を食べるらしい。
キメラは元々、ヒッタイトで神聖視された季節を表す聖獣で、ライオンが春、山羊が夏、蛇が冬を象徴した生物だった。
本来通常の生物個体は、その体をつくっているすべての細胞は全く同じ遺伝子セットを核内に持っているが、”キメラ”とは複数の異なる遺伝子セットを同じ核内に共存してひとつの生物を形成している。
ヒトの細胞が人以外の生物に導入でき、移植先の動物の体内で生存し、成長もできることが今証明された。
人間の細胞を持つ”キメラ”はヒトなのか?
それともただの化け物なのか?
臓器移植は人類の夢
これは注目されると同時に、物議を醸しそうな成果であると言わざるを得ない。
なぜ”キメラ”が研究されるのか?
それは親切心から登録されたドナー登録者は世界中に2500万人いるんだけど、必要とされる患者からすれば、適合するドナーの発見は奇跡というレベルでしかない。
全米の臓器移植待ちリストに掲載される人数は10分に1人のペースで増えているようね。
リストに載っていても、毎日22人が必要な臓器提供を受けられずに亡くなっているのが現状らしい。
ただ、中国は少々事情が違う。移植手術の年間数はアメリカに次いで世界第2位なんだけど、ドナー登録者は83万人でアメリカの790万人に遠く及ばない。
アメリカでは臓器提供待ちは平均2年らしいんだけど、中国は2週間ほどで、出どころがわからない新鮮な臓器と出会えるらしい。
あまり深く考えない方がいいよ。
眠れなくなるし。
そんななか、もし合法的に適合する臓器を自由に購入する事ができれば。
適合する臓器を、人造臓器を製造する事が出来れば、諦めなければならなかった命を延命させる事ができるかもしれない。
人類は傷ついた臓器を新しい臓器に入れ替える事で健康を維持することを夢見てきたが果たして目的はそれだけなのか?
古代遺跡の壁画に刻まれたのは神の姿?それとも古代兵器?
古代エジプトの壁画には興味深い神々の姿が刻まれている。
頭が鳥で体が人間の半獣半人、ライオンの頭を持つ人間、それらは古代エジプトだけではなく、メソポタミアのシュメールにも刻まれている。
これら半獣半人の珍獣はもちろん想像上の生物と解釈されてきたんだけど、本当にそうだろうか?
アフリカでは50種類以上の猿人の化石が発見されてる。
それが今は現生人類の1種類のみにまでなってんだけど、ダーウィンの進化論では自然淘汰による結果ということになるが、あまりにも出来過ぎって思わない?
昆虫や動物は色々と種類があるのに人間は1種類のみなんて。
1962年ノーベル賞を受賞したジェームス・ワトソン、フランシス・クリックによって発見された二重らせん構造のDNAはおそらく再発見だったのではないか。
超古代文明の時代、地球にやってきた地球外生命体の実験によって実施された人類誕生にこのDNA操作による実験が多数行われていたかも。
だから50種類以上の猿人が存在していたのかもしれない。
そういったDNA操作実験の副産物として生み出された珍獣たちが古代文明で神として壁画に刻まれた可能性もなくもないよね?
DNA操作は地球外生命体すなわち、神とされた存在の失われたテクノロジーだったかもしれない。
そういった失われたテクノロジーに挑戦するマッドサイエンティストが20世紀初頭から現れ始めるのよね。
繰り返される狂気じみた動物実験
臓器移植の元祖とか言われてはいるが、結果的にそういった使い道があったというレベルだろうね。
1954年、ウラジミール・デミコフ博士は報道陣の前でケルベロスを開発したと、その世にも不気味な怪物を公表した。
想像を絶する2つの首を持つ犬は報道陣の前で確かに生きていた。
ただ、2つ目の首の犬は食道につながっていなかったため、飲んだミルクが首から滴り落ちるというゾッとして血の気がひく光景だったとか。
この公表したケルベロスは組織の拒絶反応があって数日後には死亡した。
ただ、ウラジミール・デミコフ博士は同じ様な怪物を判明しているだけで20体以上創造していたらしい。
彼こそ20世紀が産んだ本物のフランケンシュタイン、マッドサイエンティストだと言いたいところなんだけど、ウラジミール・デミコフ博士は移植外科の道を文字通り切り開いた人物として記憶されている。
医学的な単語で綺麗に書けばそうなるし、聞こえがいいし、言葉ヅラも悪くない。
めっちゃ人類に貢献した人の様に聞こえるが歴史的な記述をすれば、古代文明の怪物ケルベロスを復活させ、神と定義された地球外生命体のテクノロジー”生命の神秘”の領域に土足で踏み込んだマッドサイエンティストというべきか。
人類の欲望は止まることを知らない。
ウラジミール・デミコフ博士の切り開いた移植という分野ではさらに研究が進んでいく1970年、ロバート・J・ホワイト博士は猿Aの脳を猿Bへ脳移植することに成功した!って書くとなんとも血の匂いが漂ってこないのがフシギだよね。
ではぷんぷん匂うやつを・・・”脳移植”とは実は名ばかりで実態は首のすげ替えだった。
猿Aの首と、猿Bの体を人工の冷たい管でつなげ、血管を縫合し、脊柱と脊髄をつなげただけの、猿とは言い難い猿に成り果てていた。
こういった医術で壊死した臓器、脳までも取り換える事ができるかもしれない。だけど脳を取り替えたことでゴーストは自分でいられるのだろうか。
ところで、これまではこういった別の生物の一部を別の生物で且つ、適合可能な相手に移植してきたが、今は別の方法があるみたいなのよ。
それはある動物の細胞を別の動物の胚に導入し、細胞レベルの段階で結合させたハイブリッドを成長させる方法なの。
生命は生きる道を模索して形成するがその力を悪用しようというのだ。
臓器養殖用の豚人間が誕生、そして軍事転用へ
今は人間のどんな組織へも成り得る幹細胞を発見してる。
世界のどこかの研究室では、マウスの膵臓をラットの膵臓として成長させ、マウスにそのラットの体内で育った膵臓を移植することに成功している。
そして人間の幹細胞を埋め込まれたブタの胚が数週間成長した事が発表された。
後20年もすれば、人間の臓器を持つブタのような怪物、古代文明の壁画に刻まれた想像上の半獣半人が誕生している可能性がある。
「殺さないで」と泣き叫ぶブタを臓器養殖だと開き直り、殺せるのだろうか?
脳移植を成功させたロバート・J・ホワイト博士は、ケルベロスを創造したウラジミール・デミコフ博士について次のように語っている。
「素晴らしい実験だが、自分の子供の首をすげ替えたい親はいないだろう。デミコフ博士がなぜあの様な実験をしたのか意味がわからない」
(ロバート・J・ホワイト博士より)
とインタビューで答えているが、ホワイト博士の様に人間の病気を直す医術という観点ではなく、軍事利用することだって考えられる。
実際、1944年ごろ、ナチスのヨーゼフ・メンゲレ医師は1500組、3000人の双子を人体事件のモルモットとして医術研究に浪費した。
双子それぞれの手足や性器を切断しては移植させるという実験を繰り返しており、上半身2つ、下半身1つの化け物を実験により創造に成功した。
なんとそのおぞましい悲惨な元人間の子供は三日三晩泣き続け、両親が見かねて殺したとか。
これらはナチスが超人を生物兵器として製造しようとしていたのではないかとまで言われている。
動物の特徴を持つハイブリッド人間。
つまり、チーターの足を持つ人間、象の鼻を持つ人間、ライオンの頭を持つ凶暴な人間などを製造しようとしていたかもしれない。
これらが新たな生物兵器として今研究されているとしたら。
時代が進み、テクノロジーが進化していくにつれて古代文明の壁画に描かれた想像の神話の世界に近づいていっているような気がする。
昔、先史以前の超古代おいて本当にそんな世界があったとしたら、なぜ超テクノロジーを保持した支配階級の人たちが地球から姿を消してしまったのか?
人類の発展のために研究開発された“キメラ”は人類の希望なのか?
それとも新たな悲劇の始まりなのか、歴史は既にその謎の結果を知っているかもしれないね。
豚人間がついに誕生
2022年1月10日、人類は新しいステージに踏み込んだ。
神の領域に踏み込んだと言っても良いのではないか?
メリーランド州に住むデビッド・ベネット氏(57)は心臓に不整脈があって体外式膜型人工肺(ECMO)を使って臓器提供者を待つか、死ぬかの2択しかなかったらしい。
米メリーランド大学医学部は、デビッド・ベネット氏と適合するよう遺伝子操作した対人間移植用の豚から心臓を取り出し、彼に移植手術をおこなったという。
ただ、現段階ではどういったリスクがあるか未知な領域があり、今後どうなるかはわからない。
古代エジプトの壁画に描かれた半獣半人の神の姿が、空想の産物と言えるだろうか?
姿形は人間だけどデビッド・ベネット氏こそ、境界線を越えた史上初めての人類かもしれないね。