胡散臭いUFOアブダクション事件はよくある話だけど、これは全く次元が違う
「レンデルシャムの森事件って何?」
「地球外生命体は本当にいるの?」
そんな疑問を持つ方に向けた記事になります。(2021/11/21 更新)
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- 未解決事件:レンデルシャムの森ミステリー事件
- ホルト中佐の探索隊がUFO遭遇
- ラリー・ウォーレンの偽証はCIAの差金か
- もうひとつのレンデルシャムUFO遭遇事件
- 喪失した45分間の謎
- 蘇る記憶と謎のバイナリコード
未解決事件:レンデルシャムの森ミステリー事件
地球外生命体なんていないと思ってるでしょ?
たぶん、ちょっと疑問符がつくと思う。
未解決事件でUFOとくれば、胡散臭そうな空気が漂ってるけど、これはだいぶ違うよ。
なぜレンデルシャムの森のミステリーが世界では有名なのか?
まずは焦らず、概要から見てみようよ。
1983年10月12日、イギリスの新聞「ニュース・オブ・ザ・ワールド」が一面トップで掲載した事件があった。
1980年12月末、UFOが火の玉となってイギリスに駐留している米空軍基地近くの森に着陸。この事件については多数の目撃証言があり、基地の将校が公式の報告書(ホルト文書)を提出していた。
(ニュース・オブ・ザ・ワールドより抜粋)
記事はその報告書であるホルト文書を掲載、さらに当時200人の兵士が取り巻く中で基地司令官ゴードン・ウィリアムス大佐が異星人3人と会見したと報道している。
何だ!やっぱ胡散臭いじゃない?
(外野のヤジ)
なんだけど、この新聞は確かにゴシップ専門誌で信憑性については元々超低空飛行。
しかし、「ホルト文書」という奇怪な報告書は実在しているの。
それだけじゃなく、目撃者が本当に多数いたことも間違いないの。
ホルト文書の内容を簡単に触れておこう。
- (1980年12月27日午後) ベントウォーターズ空軍基地東門にいた警察官が奇妙な物体を目撃。UFOはレンデルシャムの森の方へ着陸し、色とりどりに光っているところを複数人が目撃。
- (1980年12月28日午後2時) ホルト中佐は4人の部下を率いてUFOが降下したと言われるポイントへいく。着陸痕とみられる3つの窪みを発見。着陸痕に面した木の表面に摩擦痕があり、微量の放射能が検出され、しかも熱を持ち、現場の周囲は異常なまでの静電気を帯びていた。
- (1980年12月28日午前3時) ホルト中佐は農地の上空を猛スピードで飛行するUFOを目撃。そして次の瞬間ピタッと停止(高度300m付近)。UFOからレーザービームが照射され、ホルト中佐の探索チームが立っていた場所から3メートルほど手前の地面を直撃。その場にいた複数人がただ唖然呆然。次の瞬間、猛スピードで消失。
この文書について実は、ホルト中佐が除隊後の後日談があるのよ
ホルト中佐の探索隊がUFO遭遇
ホルト中佐は、1980年12月28日午後、上空にビーチボールよりやや大きめのサイズの光る物体を目撃。
その火の玉はレンデルシャムの森の近くの農地の上空でジグザグ走行しており、明らかに木を避けて飛行していることを確認し、誰かが操縦していることははっきりと確認できたと。
現場では奇妙なことにライトを点滅しようとしても、無線を使おうにも、トラックを走らせようにも何もできなかったんだって。
ホルト中佐はその光から300メートルほどの距離をとっていた。
その光は巨大な眼のように見えたって、あの『ロード・オブ・ザ・リング』のサウロンの眼みたいな感じ。
その奇妙な光は複数の光に分裂してチリチリになった。
ホルト中佐はその様子をまるで花火のようだったと話してる。
UFO目撃映像なんて見てると想像しやすいよね?
チリチリに分裂するシーンは他のUFO目撃情報でもよく確認されてる光景だね。
でも当時メディアでは別の証言にスポットが当たってたのよ・・・
まるで別の真相を隠蔽しているかのように・・・
ラリー・ウォーレンの偽証はCIAの差金か
この未解決事件がメディアで多く取り上げられた1983年当時、頻繁にインタビューに登場した男がいたの。
彼は1981年6月に軍を名誉除隊とされ、軍歴を抹消されたと自称するラリー・ウォーレンという人でした。
彼はレンデルシャムの森近くにあるベントウォーターズ空軍基地に当時所属しており、調査のため、事件現場に派遣されたと公言し、一躍時の人となった。
軍歴抹消って言ってるから裏ドリできないんだけど。
彼が言うには、UFOの表面はパイプやパルプ類で覆われていたって証言していて、たぶん、スターウォーズのミレ二アムファルコン号みたいな感じだと言いたいんだろうね?
そのUFOから宇宙人グレイが出てきたとか。
基地司令官ゴードン・ウィリアムス大佐が到着すると突然3体のグレイが司令官のそばへ飛んで行き、何やら会話していたとか。
でも内容はテレパシーで会話してたから全く聞こえなかったって。
20分後司令官から退去命令が出て帰宅。
自宅に午前6時すぎにCIAが現れて、「もし事件のことを漏らしたら銃弾をぶち込む」と脅されたとか。
とか言われたわりにはベラベラ喋ってるけどピンピンしてるし!
ヒーローなのか、胡散臭いのか、微妙なところだね?
ホルト中佐は確かにレンデルシャムの森にはUFOがいたと認めてる。
それは確かだと後年証言しているし、基地関係者も渋々認めてるんだけど、異星人はみていないと証言しているし、ホルト文書にも記載はない。
またラリーウォーレンは12月30日深夜と言ったが、事件は12月27日から28日にかけてなのでズレている。
ゴードン・ウィリアムが宇宙人と会見したとかも全てウソと思われる。
ラリー・ウォーレンは明らかにウソをついている。
この胡散臭い感じに仕上げたシナリオこそ、CIAの差金の可能性が高い。
余談なんだけど、CIAには世論を誘導する専門部隊がいることはわかってる。
1963年のJFK暗殺でもその部隊の活躍により、暗殺犯は熱狂的な共産主義者だと大々的に報道させたんだしね。
仮にCIAの差金だとしよう。
なぜそんなことをする必要があったか?
木の葉を隠すなら、森の中ってことか?
実はレンデルシャムの森事件には隠蔽されたもう一つの未解決事件があったの。
ラリー・ウォーレンが嘘発言したのもこっちの本物の事件を隠すためだったんじゃないかと言われているくらいなのよ・・・
もうひとつのレンデルシャムUFO遭遇事件
1980年12月25日11:45、ジョン・バローズとバッド・ステッフェンスがウッドブリッジ空軍基地のパトロール中、基地の東門で色とりどりに光る物体を目撃。
光はレンデルシャムの森へ着陸していき、森全体が白い光に包まれた。
2人はこのことを危機管理センターに通報。
警備員だったジム・ペニストンは2人と合流。
実はこの時、ベントウォーターズ空軍基地上空に未確認飛行物体をレーダーで捕捉していたと公式記録があるのよ。
15分後、その未確認飛行物体は、このウッドブリッジ空軍基地あたりのレンデルシャムの森で消息を絶ったと報告されていた。
ジョン・バローズとバッド・ステッフェンスが目撃したのはまさにこの未確認飛行物体、つまりUFOだったと言うことなのよ。
1980年12月26日深夜1時、司令官から直接命令が下り、レンデルシャムの森のUFO着陸現場へ探索に行くことになった。
ペニストンはその森の中へ入っていき、UFO着陸地点へ近づいて行った。
近くに行くにつれ、無線機での交信ができなくなったんだって。
それだけではなく、バチバチっと焚き火の中で薪が弾けるような感じの音が聞こえ、 肌が針でチクチク刺されているような感覚があった証言している。
これはホルス中佐と同じ静電気を帯びていたみたい。
また光に近くにつれて立ちくらみのような感じもしたとか。
UFO着陸地点では黄色がかった白い光のドームができており、そのドームの中では様々な色の光が放たれていたとか。
ジム・ペニストンはその光のドームの中に入ったんだって。
そこに表面がガラスに似た滑らかな黒い物体があった。
その機体からは何の音も聞こえず、その物体は三角形で着陸用の脚のようなものはなく、浮遊していたらしい!
ジム・ペニストンはしばらくその奇妙な三角形のUFOの周囲を観察しながら歩いていたらしいんだけど、その機体の3箇所から放たれる光によって機体が支えられているように見えたらしい。
その光を照射した部分にそれぞれ3つの窪みができていたのを確認できたって。
また機体には象形文字のようなものがあったという。
意味は全くの謎となっているが紙やすりのような質感だったというから機体に触れたみたい。
機体に触れたペニストンはほのかな暖かさと微弱な電気を感じたという。
また熱くなったエンジン臭がしたとか。
そして、ふと気がつくとUFOが白く輝き始め、機体はゆっくりと回転しながら、高度をとりはじめ、レンデルシャムの森上空へ無音で浮かんでいったんだって。
その後目にも止まらぬ速さで視界から消えたらしい。
この未解決事件の特異なところは、UFOに触れてるってことなのよね?
それにね?ベラベラとメディア用に着色してないところがいいのよね?
実はペニストンはこのレンデルシャムの森の出来事について30年以上も沈黙を貫いた真実があったのよ・・・
喪失した45分間の謎
基地に帰還したペニストンほか2名は上官へ報告。
だけど、この報告書にはUFOという文字は使用されていない。
目撃した事実のみ記載されていたの。
何気なくペニストンは腕時計を見たんだけど、4時15分となっていた。
だけど、基地の壁掛け時計はちょうど5時だったの。
どうやら強い磁場の中にいた影響か、ペニストンの時計は45分間消失していたみたいなのよ。
実はペニストン自身、45分も何してたのか記憶がないみたいなのよね?
その後ペニストンは空軍特別捜査局の面談を受け、軍部が用意したシナリオを丸暗記させられたみたい。
どんな組織、個人から質問されようとも、このシナリオ通りに返事するよう求められたんだって。
ラリー・ウォーレンはCIAに脅されたって言ったけど、脅されると反発して反対のことをする人っているじゃない?
黙っとけ!って言うよりも「このように話してほしい」って言われた方が、隠せるよね?
たぶん、こっちが真実だろうね?
その後彼は転属となってるんだけど、この事件以来、どうしても彼を悩ます悪夢があった。
それは0と1の乱数のような不可解なコードが頭にこびりついて忘れることができなかったらしい。
これはUFOに彫られていた象形文字に触れた瞬間、脳裏にダウンロードされたとペニストンは証言している。
機体に触れてからどのくらい経ったわからなかったが次の瞬間、UFOは浮上し始め、消えたのね。
おそらく、喪失した45分はここではないかと思われる。
夜勤明けの朝、帰宅しても脳裏にこびりついた0と1のバイナリコードが忘れらなかった。
ペニストンは気持ち悪いのでそれらをノートに書き写した。
それはなんと16ページにも及んだとか。
通常記憶できるような量ではないはず。
書き終えて以来、脳裏に蘇ることは無くなったんだって。
その日からしつこく軍の上層部との面談という尋問が繰り返し行われたらしく、16回以上もあったとか。
だけど、このバイナリコードについては当時ただ忘れたかっただけだったので特に誰にも言うことはなかったんだって。
まさかUFOからダウンロードされましたなんて言えないしね。
大体軍関係者はこれを口にすると頭がおかしいと思われて、出世の妨げになるんだってさ。
それから事件が大きく発展するのは20年以上も後になってからなんだよね?
蘇る記憶
1993年ジム・ペニストンは除隊。
謎のバイナリコードについてはついに誰にも語ることはなかった。
ペニストンはUFO関連の書物などを読みあさってはいたが、どれも胡散臭そうな内容ばかり。
一緒にされてはたまらんと誰にも相談できずにいたんだって。
ただ、1994年5月あたりから徐々に再び悪夢を見るようになった。
そのせいで不眠状態が続き、体調不良に陥るまでになってたの。
1980年12月に起こったこのレンデルシャムの森事件を長年追いかけているジャーナリストでUFO研究家のリンダ・ハウと親交があったので相談すると逆行催眠治療はどうかと勧められたんだって。
逆行催眠はUFOアブダクションの被害者が共通する「空白の時間」を探るのに効果を発揮していたから。
あ、ちなみにアブダクションって「誘拐事件」の意味ね!
ペニストンはUFOの機体に触れて0と1のバイナリコードをダウンロードさせられた以外は記憶になかった。
でも本人すら、認識していなかったミステリーな真実がそこにあったのよ。
バイナリコード以外にも情報がインプットされていたことがこの逆行催眠で判明。
UFOの乗員である、「彼ら」はなにやら研究中で、その実験に必要なものであれば人間でもサンプルとして手に入れるらしい。
その研究とはDNA関連のことで、動物からとったサンプルでは失敗したので、人間の体内から搾取しているとか。
「彼ら」は自ら繁殖することができず、研究が成功しなければ滅亡してしまうらしい。
ジム・ペニストンがレンデルシャムの森でみた「彼ら」とは、脳がとても大きく、小柄で無毛で、体型はヒト型。
皮膚は青白く、とても大きな眼をしてたとか。
目が大きいのはより多くの光を確保するためだとか。
やはり地球外生命体はどうも古代から地球に来訪してるような気がする。
古代の人類に文明を授けた神々の痕跡が残ってるのよ。
詳しいまとめ記事があるのでどうぞ。
宇宙人たちは生物的に欠陥があって、子孫を残すことができない。
それを解決する研究のため、地球に来訪していたというのが逆行催眠の結果だったのよね。
喪失した45分間にはそれほど敵意のある相手ではないような気もするけど、ちょっとマッドサイエンティスト的な要素もあったような・・・。
ただこれまでUFOアブダクション事件と違って、メディアの前でベラベラあったのか、なかったんじゃないの?って疑わしい余計なことまで話してる印象がほとんどない。
むしろ被害者本人が謎の体調不良に襲われたり、UFOにコントロールとまでいかないが、誘導されてるような印象があるんだよね?
それにまだ大きな謎が残ってるのよね・・・
宇宙人からのメッセージ:謎のバイナリコード
2010年、これまで誰にも話していなかった、あの超常現象によってダウンロードされたバイナリコードを親交のあったジャーナリストでUFO研究家のリンダ・ハウに託した。
これまでペニストン自身はこれがバイナリコードだと言う認識はなかったそうだが、リンダ・ハウは見るなり、「バイナリコード」だと認識したと言う。
そこで専門家による解読作業が進められ、2012年ついに全貌が判明した。
それは地球の経度と緯度が示されていたの。
ベリーズ、ギザのピラミッド、ナスカの地上絵、中国の泰山、アポロン神殿の門と言う世界各地の聖地と、「起源の年8100」「人間性の探究」「惑星の進化のための連続的な」という文字列も確認できた。
それだけじゃなく、実は謎の場所が示してあり、それは16ページのバイナリコードの中で2度も登場するんだけど、そこは「起源の地」とされる場所で、なんとアイルランド西岸の北大西洋の何もない、海のど真ん中の場所だった。
なんだけど、そこはかつてハイブラジル島という幻の島があった場所だったことが判明したの。
ヨーロッパでは超古代文明アトランティスと並ぶ有名な文明で、1374年から1595年に製作された地図には必ず明記されていた。
なぜこの海に沈んだ幻の文明、ハイブラジルがレンデルシャムの森で遭遇したUFOの起源の地となっているかはUFOミステリー史上最大の謎となってる。
ジム・ペニストン曰く、8100年の未来から来たタイムトラベラーなんだと。
でもこの8100が西暦を指すのか?
いつの時代を指すのかは確たるものはなく、ハイブラジルの海底探査など調査が進めば今後もしかしたら、レンデルシャムのUFOの象形文字と何かしらつながりが発見されるかもしれないね。
でももし、あの45分の消失事件が本当だとすると、光のドームの中にいる生命体は時間軸から外れることができるのかもしれない。
ということはタイムマシンというのも大ハズレってことでもなさそうな気もするのよね?
このレンデルシャムの森の未解決事件は、UFOから現れた地球外生命体が我々に何のヒントをくれたのか?わからずじまいなんだけど、我々人間以外に知的生命体がホントに存在するのかもしれないとは思える。
だって、下の画像を見てよ。このバイナリコードが16ページ分も脳内にあったのよ。
人間業とは思えない超常現象だよね。