定説では戦争を終わらせるに必要だったとなっているが・・・
「原爆はなぜ投下されたの？」
「原爆投下は必要不可欠だったの？」
そんな疑問を持つ方向けの記事になります。(2020/09/02 更新)
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- 原爆投下はアメリカ大統領命令ではなかったというフシギな話
- 原爆不要と無警告反対の声
- 一般市民を巻き込まない方針の怪
- なぜ”原爆投下”と言われるのか？
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原爆投下はアメリカ大統領命令ではなかったというフシギな話
広島・長崎の、原爆投下による犠牲者数は2019年8月時点で50万人と言われてる。
戦後何度となく、広島・長崎の原爆被害が映像なり、音声なり、流れてきた。
核戦争を抑止してきた、世界平和に大きく貢献した、そう言えば少しは報われるのか？
当時、”勝利した者が正義”
の世の中だった！
暴走した日本帝国が悪いことをした！
だから原爆を落とされた。
結構な日本人は単純にそう刷り込まれてきたような気がするんだけど違う？
本当はだいぶ、違うみたいよ。
最近のアメリカの世論調査では65歳以上で、原爆投下は正しかった、正義の鉄槌だったと答えたのは70%、一方若い世代では47％が同じ答えをしたんだって。
無警告による原爆投下しか戦争終結の道はなかったのか？
実は最終的な原爆投下の理由は全く違うところにあったのよ！
1945年5月の時点で実は簡単に日本に降伏させる方法があった。
原爆不要と無警告反対の声
ナチスの迫害から逃れたユダヤ人物理学者レオ・シラードは原子爆弾開発研究に携わっていた。
その彼はルーズベルト大統領に最も近かった米政府国務長官ジェームズ・F・バーンズに核兵器の使用を止めるよう進言してたみたい。
だけど、バーンズは無警告での原爆投下は反対だったんだけど、基本的に原爆投下は賛成派だった。
ルーズベルト大統領は日本大使のジョセフ・グルーの意見を聞いてたのよ。
ジョセフ・グルーは日本通で原爆投下以外に、日本を降伏させる回答を持ってたのよ。
それは「国体護持を認めれば、直ぐに降伏する」というものだった。
どういうことかというと天皇に罪はなく、天皇中心の体勢を戦後も維持することを認めれば、日本は直ぐに降伏するよ！っていうことなの。
じゃぁ、ルーズベルト大統領は和平路線だったのか？というとそうでもない。
イギリスと「原爆を投下する」と密約があったことがわかってるのよ。
イギリスは無警告での投下をアメリカに仕向けた。
それは戦後強大なソ連がヨーロッパ侵攻してくるのを止めたかったからなの。
ただね、ルーズベルトは原子爆弾について、もしかしたらあまりよく理解していなかったかもしれない。
マンハッタン計画の最高責任者レズリー・グローヴスは、ルーズベルトが原子爆弾に全くが興味がなく、開発の進捗とかも全く質問されなかったと証言しているのよ。
そんな中、原爆投下の方向で計画は進んでいったみたい。
ところが、1945年4月、ルーズベルト大統領は急死するのよね？
そこで副大統領のトルーマンが昇格。
彼は真珠湾攻撃の報復を公約にしていたの。
そんなトルーマンでさえ、無警告の原爆投下は反対していた。
「デモンストレーション」で警告として原爆を使おうって意見もあり、警告はすべきだ！という意見よりだったみたい。
アイゼンハワーのような軍人は公然と「原爆投下は不要」とトルーマン大統領に進言していたし、アメリカ太平洋艦隊司令官チェスター・ミニッツ提督も、都市への原爆投下はあんまりやりたくなかったみたいで、自国内の核実験で警告しようと言ってたこともわかってる。
でも結局、無警告で投下した。それも2発も。
トルーマン大統領は2発投下した時点で慌てて閣僚を集め、これ以上核爆弾の投下を止めるよう決定したんだって。
一体誰が原子爆弾を投下に踏み切ったのか？
一般市民を巻き込まない方針の怪
ルーズベルト大統領が急死したのは1945年4月なのね。
トルーマンが副大統領に就任したのは1945年1月。
たったの3ヶ月で思いもよらない大統領に就任してしまったというわけ。
真珠湾攻撃の報復は彼の公約だったよ？
でも大統領に昇格するまで原子爆弾の開発なんて全く彼は知らなかったのよ。
マンハッタン計画の最高責任者レズリー・グローヴスは、「トルーマンは軍は原爆投下を1943年からどこに落とすか？どうやって落とすか？密に計画を練っていたのを止められなかった」と証言しているのよね？
トルーマンの故郷ミズーリ州のトルーマン図書館に彼の日記が残っている。
「私の肩にアメリカのトップとしての重圧がのし掛かってきた。そもそも私は戦争がどう進んでいるのか聞かされていないし、外交にもまだ自信がない。軍が私をどう見ているのか心配だ。」
(トルーマン大統領の本音)
レズリー・グローヴスが成り立てホヤホヤのトルーマンにマンハッタン計画を説明した際、２４ページの資料すら目を通してなかったみたい。
だけどレズリー・グローヴスは「承認された」と勝手に解釈したとか。
またレズリー・グローヴスはこんなことも証言している。
「原爆に関してトルーマンは、そりに乗った少年の様にただ滑り落ちていくだけだった。(トルーマンが)大統領に就任する前、既に原爆投下に向け多くの準備が整っていました。一方でトルーマンには原爆の知識はほとんどありませんでした。」
(マンハッタン計画最高責任者レズリー・グローヴス)
アメリカの陸軍長官ヘンリー・スティムソンって人がいてね？
彼は日本の京都に2度きたことがあるくらいの日本通だったの。
このスティムソンこそ、原子爆弾の投下監督の立場でレズリー・グローヴスを監視していたのよ。
ルーズベルトもトルーマンもこのスティムソンの意見を大事にしてた。
そんなスティムソンは京都への投下は大反対したの。
原爆を投下すればとてつもない一般市民の被害者がでることを知ってたから。
スティムソンの日記にはこんなことが書いている。
「この戦争を遂行するにあたって気がかりなことがある。アメリカがヒトラーを凌ぐ残虐行為をしたという汚名を着せられはしないかということだ。」
(ヘンリー・スティムソン陸軍長官)
アメリカの歴史学者によると、スティムソンは断固として都市への原爆投下は反対していた。
戦争で市民の死は避けられないことは分かっていたが、意図的に市民を狙って殺すことは別だと考えていたみたいなの。
ここでまたトルーマンの日記を引用しよう
「この兵器は7月25日から8月の間に使われようとしている。私はスティムソンに兵士や軍事物のみを目標とし、一般市民、特に女性や子供をターゲットにすることがないようにと言っておいた。いかに日本人が野蛮、冷酷、残虐であろうとも世界平和を推進するリーダーたる我々が日本の古都や新都に向けてこの恐るべき爆弾を使用するわけにはいかないのだ。この点で私とスティムソンは完全に一致している。目標は軍事基地のみに限られる。」
(トルーマン大統領の日記：7月25日)
トルーマンは市民の上への原爆投下に反対していた。
それでも原爆投下しないといけない理由があったのよ。
なぜ”原爆投下”と言われるのか？
ここまで読んでもらえれば原爆投下の犯人は誰か？
明らかなんだけど、マンハッタン計画最高責任者レズリー・グローヴスなのよ。
レズリー・グローヴスが必死に落とそうとしていたのを新人大統領トルーマンが留めていたってのが真実かもしれない。
レズリーグローヴスは広島が軍事都市であり、一般市民が標的ではないと全くの偽りの報告書、彼の作文をトルーマンに提出したの。
だから原爆投下は問題ないと。
トルーマンが広島を知ってたと思う？知らんって！
レズリー・グローヴスが偽造した原爆投下指令書が発令され、計画は実行された。
広島にウラニウム型原子爆弾リトルボーイ、そして長崎にはプロトニウム型原子爆弾を投下した。
なぜ2種類の原子爆弾を投下したのか？
思いっきり人体実験していたというのが事実。
なぜレズリーグローヴスが原爆を投下しなければならなかったのか？
「原爆が完成しているのに使わなければ、議会で厳しい追及を受けることになる。」
(マンハッタン計画最高責任者レズリー・グローヴス)
22億ドル以上もの国家予算を費やした原爆計画、グローブスはその責任者として、効果を証明しなければならなかったの。
それに最低2種類のデータがないと比較できない。
戦後の対ソ連を見据えた投下、戦争を終わらせるための投下、全部嘘なのよね？
なぜ原爆投下が必要だったか？
それは成果を報告しないといけない立場だったから。
日本人はなぜ原爆投下ってかしこまった言い方で教えるんだろうね？
言葉ヅラが気に入らないんだよね？
血の匂いがしない文字なのよ。
日本軍がやったのか、やってないのかわからないような南京事件が、「南京大虐殺」って言われてる。
当時南京市民は25万人って試算されてんのに、被害者30万人っておかしいよね？
5万人はなんだ？地球外生命体か？
だけど「大虐殺」なんだって！
アメリカは原子爆弾でヒトラーと匹敵する大虐殺をやってのけた。
これは
広島・長崎大量大虐殺事件とすべきなんじゃない？
レズリー・グローヴスは実はもっと連発する予定だったことがわかってる。
それをトルーマンが大統領令で阻止したの。
でもね、遅かったのよね？気づくのが。
そんなトルーマンが大惨事を知ったあとの日記がある。
「日本の女性や子供たちへの慈悲の思いは私にもある。人々を皆殺しにしてしまったことを後悔している。」
(トルーマン大統領の日記：8月9日)
謝罪はいいよ。
その代わり、2度とこんなアホみたいな理由で50万人以上も大量殺戮しないで欲しいよね？
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