愛車を高く売る方法

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1.愛車を高く売る方法
2.愛車の査定額を高くする方法
3.一括査定依頼は危険
4.買取業者の仕入れ値の決め方
5.悪意ある買取業者
6.買取業者か?それともディーラーか?

愛車を高く売る方法

ここ2ヶ月ほど記事を書けなかったのはこれが理由なんだよね?
私は今(2021年6月)トヨタのシエンタに乗っている。これを売って軽自動車に乗り換える計画なのよ。
まずはうちの大した車ではないけど、スペックを紹介

  • メーカー:トヨタ
  • 車種:シエンタ
  • 年式:2017年
  • グレード:X
  • 色:イエロー
  • 純正カーナビ:あり
  • 地図情報:2021年最新版
  • バックカメラ:あり
  • ETC2.0:あり
  • 特記事項:ガラスコーティング施工済
  • 特記事項:擦り傷、ぱっと見ではわからない凹みあり

2021年11月より、新車は安心安全機能関連が義務化されるため、それまでにシエンタを売ってしまい、少しでも残債を少なくし、娘の私学の学費に充てるというのが私の計画なのよね!


そのための激動の2ヶ月を振り返り、これから愛車を売ろうと試みる方々のために書き残そうかと思った次第。
なのであくまでも私の経験であり、実体験に基づいたものなので批判等はご勘弁ね。

さてさて、車を高く売るには実はどんな車に乗っているかでほぼ決まる。
当然どんなに綺麗な車に乗っていても、どんなあなたがその車に愛着があったとしても、人気のない車には高値はつかない。

「いやいや、誰もが乗ってるもんなんか、俺は乗らねぇ!一匹狼でいたいのよ」

アウトローはいいけど、高値で売ることは諦めよう

それでもオッケー!でもそれなら高値で買ってもらうというのは諦めよう。

みんな安全で乗りやすい車に乗りたい。
すなわち、ベスト10にランクインしてる車種、街中でよく見かける車種がやっぱり高値で取引される。
そういった人気メーカー、車種以外で査定額に影響するところを解説したい

愛車の査定額を高くする方法

中古車を買いに来たあなたはどんな車を選ぶ?

乗りたい車種にまず目がいくかもしれない。
いや乗れれば良いと思うかもしれない。

欲しい最新機能がある車がいいと思うかもしれない。

さまざまなニーズの違いはあれど、ブレない部分が外れてる車は高値はつかない。
もちろん傷だらけで痛々しい車が欲しい人はいないだろう。ハゲハゲの車に乗りたいだろうか?

つまりこういうこと

Q. ガラスコーティングは必要なのか?

A.
結論から言うと、査定時にプラスに働く。
ガラスコーティングは3年から5年の耐久性を施工するとなると二桁を余裕で超えるくらい高い。
はっきり言って「富裕層の見栄」かと勝手に解釈してたんだけど、これがなかなか重要だったりする。
ガラスコーティングを施工することで私のような怠け者にとってかなり好都合なのね。
まず洗車しなくてもそこそこ綺麗に乗れる。私は自慢ではないが年に数回レベルの洗車しかしない。
それも水洗いのみ。「洗車は雨で十分」と言うのが私の意見。
だけどガラスコーティングしていれば、それでも表面に汚れはつくが洗い流すだけでピカピカに!
それに紫外線から塗装面を守り、色ハゲもない。なので査定時には「とても綺麗に乗ってらっしゃいますね」という笑いたくなるようなセリフが聞こえてきた。
なので新車のタイミングで施工しておくのは大事!
少々コストがかかっても結局売却時に高評価で戻ってくる。

Q. 車の色は査定額に大きく影響する?

A.
街中の車を見ると日本って面白くないって思わない?白か黒がほとんど。
金色とか、七色とかびっくりするような車は皆無。
そんな思いで私はシエンタのイエローにした。ちょっとでも楽しく乗りたいし。日本を明るくしようなんてね!ところが査定では通常より20万円も下がることが判明。
中古市場では「こだわりのある人」は新車を購入するので無難な色、つまり「白か黒」が基準となる。
中古車を買う人は白か黒が人気だから選ぶわけではなく、色にこだわらないからその色を選ぶ。
「こだわらないなら、イエローでも高値になるんじゃない?」と思うかもしれないが、将来売却するときに査定に影響するから白か黒を選ぶ。だから結局「こだわりの色」は選ばないのよね?
なので結果的に白黒以外は大きく査定額が下がる。

Q. これからは安全機能系がないと値段にならない ?

A.
2021年11月より、新車は自動ブレーキ機能が義務化される。自動ブレーキの正式名称は、衝突被害軽減ブレーキ(AEBS:アドバンスド・エマージェンシー・ブレーキ・システム)って言って、カメラと障害物をセンサーで先行車や歩行者の距離を検出し、追突の危険性が高まった際に警告音などでブレーキ操作を運転者に促すシステムなのね。警告音でもブレーキ操作がない場合、衝突の危険性があるとシステムが判断して自動でブレーキが作動する機能もある。
これら高齢者の自動車事故が多発してることを受けての対応策なのよ。まだ新車限定で既存車には関係ないんだけど、すでに各社これだけではなく、さまざまな安心安全機能をモリモリ装備した車を準備してる。
つまりはこういった機能が付いていない車は中古車査定でも高値がつかない。

一括査定依頼は危険

さてさて、いよいよ、買取業者をどこにするか?

というところなんだけど、私は面倒臭いので一括査定依頼をWebから登録してみた。

これは危険すぎた!まるでサファリーパークに取り残された人肉状態になる!


なんと登録した途端に携帯電話が鳴り止まず、次から次へと電話が鳴り放題。
正直、ビビった。

まさかこんなお祭り騒ぎになるとは夢にも思わず、たった数分で登録解除した。
登録解除しても一括査定サイトに登録している企業には情報が展開されているため、3〜4日は電話がかかってきた。

このやり方はお勧めしない。
やはり2〜3社ピックアップして査定をお願いした方が良いことがわかった。

しかし、ちょっとでも高値で売却したい!どこが良いのかわからない!実はどこでも同じだったりする。

買取業者の仕入れ値の決め方

中古車業社の店頭に並ぶ車はどこから仕入れてるのか?

その店に売りにきた人から購入してそれを売却してるに決まってる!って思うよね?
実はそうではない。


業者専用中古車オークションなるものが全国に存在してる。
よく、ネット上には「無料査定!あなたの愛車の今の値段とは!」とかガリバーさんとか公開してくれてて自分の車の今の相場を知ることができるが、ぶっちゃけると業者専用中古車オークションではさらにそれより20万〜30万万ほど安い値段で取引されている。

いわばこれが仕入れ値になるのよね?
私がガリバーでシエンタの相場を調べたとき、123万〜138万でした。

でも同時期、親切な買取業社さんが業者専用中古車オークションを実際に見せてくれました。
そこでは85万くらいで取引されていた。

激安でしょ?残念ながらガリバーさんのは参考にもなりませんでした。


この仕入れ値が買取価格の基準値になる。
当然買取業社は価格を調査済みでそこから大きく外れる高値では間違っても購入してくれない。
なので「1社は高額で取引してくれるかも?」なんて実はない。


上に書いた高額査定の条件というのは高値を引き出すというよりか、マイナス査定されない方法と置き換えた
方が実は正しいかもしれない。


まぁ、無料査定では夢は見させてもらいましたけどね?

実際、悪夢でしたよ。悲惨な詐欺に引っかかったし。

悪意ある買取業者

熾烈な買取競争を繰り広げる業者さんたち!
この記事をわざわざ読んでくれてるあなたには重要情報を提供しますよ。

関東圏の方ではっきりとは社名はかけませんが、「株式会社カ●チス 相模原店」はやめといたほうが良い。
ここは悪質店舗です。

私は誤って一括査定依頼をしてしまい、1発目の電話と2発目の電話の2社に決めました。

その1発目が上の会社になる。
最初に来て、査定30分ほど車を丁寧に見た後、「査定額120万前後」というどストライクな数値を残していったのね。

実はこれは「釣り」で売り手に印象を残すための常套手段らしいのよ。
ど素人な私は全く知らずにこの値段を信じてディーラーの下取りも他社の買取業社も断り、新車購入を進めていたんだけど、いざ売却契約に踏み切ろうとしたらなんと30万も下がったレベルの話にすり替わり、ネチネチと他社の値段を聞き出し、コロナ禍を言い訳に使い、なんだかんだと120万なんてどこかに飛んでしまったわけよ。

それをあてに動いてた「ど素人の私」は大きな残債の穴があき、妻と共に一度注文が入った新車契約を破棄させてもらうという大騒動にまで発展。

小さい会社はあらゆる手段で買い付けするそうです。
私の中で最優良企業のビッグモーター様の親切な営業の方に教えていただきました。

その方がいうには

「私どもビッグモーターでは1台赤字出したくらいでは痛くも痒くもないだけど小規模の会社にとっては死活問題となるため、あらゆる手段にでる」

のだそうです。
その方には新車を安く購入する方法、最新のマイカーローンの金利の安いところなども教えて頂き、利益度外しで情報を提供して頂きました。

今回は色々と事情があってビッグモーター様から新中古車など購入することはできなかったんだけど、次回は必ずその方から購入したいと思ってる。

それに引き換え「株式会社カ●チス 相模原店」は自分の査定額を結局最後まで言いませんでした。
他社の査定額に数万円プラスするというセコい手段をとっており、平気で嘘をつく詐欺紛いの手段で混乱させられた。
 
私は全てを経験し、3社くらいが良いかと思った。
2社は大企業、1社は中小規模。大企業からは正当な査定額を聞き、出来れば、業者専用中古車オークションの相場なんかを聞き出し、もう一方の大企業と競わせる。


その査定額を持って中小規模に対抗できるか確認させるのがベストかもね。

買取業者か?それともディーラーか?

最後に、新車購入時にそのディーラーに下取りしてもらう手段がある。

ネット上ではディーラーは販売ルートに限りがあるので買取業社には敵わん!とか書いてあったけど、結論としてディーラーの下取り額は業者専用の中古車オークションの相場よりも高い値段を提示してくれた。

それもトヨタも三菱もディーラーでの下取り価格は同額でした。
自分のメーカーの車じゃないと高くつけないっていうネットの記事を見たんだけどこれも嘘でした。

実際、他メーカーより乗り換えてくれるんだったらと少し高めに設定してくれるようね。
買取業社さんにその値段をいうと楽天カーオークションの営業マンでもビッグモーターの親切な営業マンの方も「そんな値段は出せない」でした。

それほど「新車購入」というのは売り手の大きな武器になるようね。
また、ディーラーにとって下取りは新車販売へつなげる交渉の道具でしかない。

それが証拠に、査定額75万レベルだったシエンタは最終的にディーラーで新車購入を条件に100万で下取りしてくれた。
値段なんてあってないような世界なのよ、実際は!!