映画はアメリカに存在する都市伝説が基になっているが、その領域に止まらない事実が存在する
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- 映画『メン・イン・ブラック』は
都市伝説ベース? - MIB目撃事例
- 謎の秘密組織MIBはただの都市伝説か?それとも
- 開示されたFBIの極秘資料の中にMIBの記載あり
映画『メン・イン・ブラック』は都市伝説ベース?
ただのコメディ映画だと思ってたんだけど、どうやらそうではないらしい。
制作総指揮スティーブン・スピルバーグの映画『メン・イン・ブラック(以下MIB)』は1997年公開のアメリカ映画でUFOや宇宙人の目撃者、遭遇者のもとに現れて脅迫的な圧力をかけるとされる黒づくめの衣装の男たちを題材にした映画。
全米だけで2億5000万ドルの大ヒットで当時不振だったソニーピクチャーズの危機を救った。
その後も人気は続き、シリーズ化され、2、3、インターナショナル?など多くの作品が公開されてる。
主演のウィル・スミスのひょうひょうとした、ある意味、人生に冷めた主人公がある日突然宇宙人に遭遇するところから始まる。
このストーリー自体、映画のオリジナルだと勘違いしていたんだけど、元ネタがあるとは知らなかった。実はこのMIBの存在はアメリカでは有名な都市伝説になっている。
彼ら、MIBは、UFOや宇宙人などの目撃者・研究者の前に現れ、警告や脅迫を与えたりさまざまな圧力や妨害を行う謎の組織とされている。
MIBとされる人物が提示する身分証明書は政府機関となっているらしいんだけど、MIBが提示するとされる偽造された身分証明書は、一目で偽物と分かる場合が多く、服装や靴も新品同様の卸立てであったり、秘密工作員にしては変装がいかにも
「我々は怪しい」
と言わんばかりでいささか信じがたい。だが確かに目撃証言も実は多く残っている
MIB目撃事例
一番古い事例としては1924年になる。
ウエストヴァージニア州で翼がなく無音で飛ぶ「珍しい飛行機」が墜落した事件が発生した。
現場に駆けつけていた新聞記者のジョン・コールが、黒ずくめのスーツに身を包んだ場違いな男たち、つまりMIBをで目撃している。
MIBは浅黒い肌で、東洋人のように見え「何も問題は起きていない」から、と帰るよう促したとか。
そのほかの事例を見てみよう。
1987年 ユタ州UFO遭遇事件にて
1987年7月、軍事基地をパトロールしていた深夜、近くの山頂から青く光輝く物体、UFOを目撃したという。
そのパトロールしていた兵は当然、未確認飛行物体を上司に報告。
パトロール兵は後日呼び出された。
その兵の目の前に黒づくめの男たちが現れ、尋問を受けたという。
UFOという文言に異常に反応を示し、何度も目撃した状況、どういった飛行物体だったのか、しつこく尋問されたという。
そして「公言するな」と言われたとか。
1981年 ミステリーサークル目撃事件
1981年5月、ある家族が格安の農場を見つけて、購入して引っ越してきた。
実は相場よりも安かったのには理由があった。
ある日、引っ越してきた家族のうち、少女が夜、寝付けなくてぼんやりと外を眺めていた。
そうすると目が覚めるような眩い光が降臨し、農場の真上でポタリと停止したという。
UFOは地面から数メートル上に停止していたらしい。
翌朝、UFOが停止していた場所を見に行くとミステリー・サークルが出現していたという。
農場を管理している父親ももちろん、仰天したがすぐに冷静さを取り戻し、機械でミステリーサークル付近の穀物を刈り取ってしまったという。
しばらくすると黒づくめの男たちがそのミステリーサークルが出現したあたりを調査するために現れたという。
少女はその様子を眺めていたが、なんとそこからなぜか24時間の記憶がプッツリないという。
そして手の甲にフシギな三角形のアザができていたという。
何気なくそのアザに触れた途端、脳天から斧でかち割られたような衝撃を受けることになる。
なんと少女の脳内に「UFOを公言するな」というメッセージ信号が流れたとか。
(ごめん、だいぶ、嘘クセェ)
それはまるでテレパシーによって直接頭脳に話しかけられたような感覚だったという。
しばらくするとそのアザは自然と消えたという。
記憶を失った後、身体のどこかにアザが出現する現象はUFOアブダクション事例によくあることで数多くの事例が報告されているが、果たしてマジなのか?それとも妄想か?
1972年 海軍のUFO追跡事件
1971年、フロリダ州沿岸で軍事訓練中の海軍の船が停泊していた。
故障ではなく、訓練中に思わぬ事件に遭遇したためだったという。
1972年3月16日、訓練中に上空にUFOが何隻も出現したという。
なぜか軍事レーダーには反応なし。
冷や汗と猜疑の色にみなぎったギロリとした眼で上空に存在するUFOを捉えていたという。
それも1人ではなく、その船に搭乗員の海兵隊全員が目撃したという。
攻撃されるのか?
海兵隊達は、不安と恐怖で凍りつき、ただならぬ不気味さで額から流れる汗は冷たくなり、戦慄を禁じ得なかったという。
ただ幸い何も攻撃されることもなく、UFO群はどこかしら消え去っという。
その翌日、その船は沿岸に停泊していたという。
当然、UFO目撃情報は上司に報告されていたが、政府機関の者だという黒づくめの男達が現れ、目撃者全員が尋問を受け、「公言するな」と口止めされたとか。
1983年 出版阻止するMIB事件
1983年、ルイジアナ州、ジョンは飲み屋でエリア51に長年勤務していたという男と知り合ったという。
その男は酒の力を働いてか、軍の機密事項を話し出した。
それによると墜落したUFOをエリア51では解明、研究が進んでいるということだった。
ジョンはその話を聞いて一儲けできそうと考え、その男に出版するよう勧めたという。
エリア51の男は原稿を書き上げた。
ジョンは出版業者に掛け合い、実際出版の方向で勧められ、なんとラジオ放送局でCM出演することも決まり、録音作業も勧められていたとか。
がしかし、ここで黒づくめのMIBが現れ、ラジオ放送局は放送を中止したという。
がしかし、ジョンは何がなんでも出版だけは決行するつもりでMIBの脅しには屈しなかった。
ジョンは車のトランクに原稿を忘れたことに気づいて夜中に駐車場へいき、原稿を回収しようとしたが既に取り上げられていた。
そして再びMIBが目の前に現れた。
黒いサングラスの向こう側から、鋭い殺気がジョンの心臓を捉えていたという。
「やばい」本能的にそう感じ取ったという。
MIBの男は血の気も通わぬゾッとする空気感を身にまといながら、ジョンに一言脅した。
「公言するな!出なければ家族が死ぬ」と。
ジョンは膝がガクガクに震え、MIBのドス黒い殺気に身震いしたという。
そしてジョンは出版を取りやめたとか。
ちなみに現在、アメリカ政府はエリア51が実在してることを正式に認めている。
1962年 UFO遭遇事件でMIBの正体判明
1962年、イギリス、サマセットで、少女は家の寝室から寝られないので窓の外を眺めていたという。
そうすると窓の外に光が現れ、UFOだと認識したという。
その日以降、何度も夜にUFOが現れる怪奇現象が繰り返され、その少女は空軍にUFO目撃したことを手紙に書いて調査してくれるよう頼んだという。
数日後、黒づくめの男が現れ、少女の寝室に陣取ってUFOが出現するまで何度も通いづけていたという。
ある日、UFOが実際に出現したことを確認し、去っていったという。
それから数十年過ぎた1993年、軍事機密解除された文書が公開された。
その文書には1962年、少女の家に行ってUFO出現を確認したという空軍の軍関係者のことが記載されていたという。
謎の秘密組織MIBはただの都市伝説か?それとも
このように実際の事例を確認すると全ての事件で軍関係者がMIBの正体だったとは言い難いところがある。
ただ多くの証言を総合すると、未確認飛行物体や宇宙人を目撃した後に、目撃者の家や職場に黒の背広に黒ネクタイ、黒の革靴を履き黒いソフト帽をかぶり黒レンズのサングラスを着用した姿の男達2人から3人が、GMビュイックやキャデラック、メルセデス・ベンツなどの大型の黒塗りセダンで乗りつけるっぽい。
そして目撃者が話してもない、つまり、目撃したことを目撃者本人しか知らないにもかかわらず、現れて連邦政府機関の身分証を見せ、「未確認飛行物体や宇宙人の目撃を他言しないように」との警告や脅迫を行ったり、目撃者の家の写真を撮影したり、家の近辺をうろつくと報告されている。
実際、目撃者が交通事故にあう事件すら発生してたり、かなり脅しが本物と思われる事例もある。
MIBの男の顔つきはアジア人的であるという報告が多く、車やその他すべての衣類や持ち物が新品そのものであるという証言も多い。
なお、これらの車にはナンバープレートがついていないケースや、ナンバープレートはついているものの、偽造されたものなのかそのナンバーは登録がないというケースも報告されている。
また、MIBの正体は、FBIやCIA、または政府直属の秘密工作員で、UFO問題を一般国民から隠すための謀略に従事しているとの見方がある。
ただ、後述する理由により、少なくともFBIでないことは確かのようね。
実は公式な政府の見解が発表されている。
1947年7月に発生したロズウェル事件でUFO墜落が取り上げられ、オカルト界はお祭り騒ぎだったようで各地でUFO目撃証言が相次いだ。
そのため、アメリカ空軍の未確認飛行物体の公式研究機関「プロジェクト・ブルーブック」が、未確認飛行物体の目撃者の元に偽物の空軍士官やFBIが大勢出没している事を認め、これに悩まされている事実を公表しているが、その空軍士官やFBIの偽物が、そのままイタズラと解釈して良いのか、別政府機関の人間なのか断定はしていない。
ただ私としては「公言するな」と脅すというくだりあたりが解せない。
というのは世の中、そういう脅しには屈しないと立ち向かう系の人間もいるからだ。
だとするとかえって公表することになる。
1980年、イギリスで発生したレンデルシャムの森事件がある。
詳細は別記事にまとめているのでそちらを確認して欲しい。
深堀レポ記事 >> 未解決事件:レンデルシャムの森 UFOミステリー事件
そのレンデルシャムでUFOを目撃した警備員に対して軍関係者は口止めをしていない。
ただし、軍が用意したストーリーを頭に叩き込まれ、そのストーリー通りに公言しろという方式だった。
イギリス軍は「公言するな!」は現実的ではないため、「公言して良いけど嘘ついてね」方式だった。
この方が現実的だと思える。
つまり、アメリカ軍関係者がMIBとするならば、同様にシナリオを用意すると思われ、脅しというのはやり方としては下手くそと思われる。
ただ、ある人物がMIBの存在自体は認めてるんだよね。
開示されたFBIの極秘資料の中にMIBの記載あり
実は、FBIの公開された機密文書の中で、UFOに関連するものはそれほど多くない。
その中でも特異な事例がある。
1950年3月22日「空軍の捜査官がニューメキシコで3つの「空飛ぶ円盤」が回収されたと報告したと第三者からFBI捜査官に報告があった」というメモ。
このメモはガイ・ホッテルFBI特別捜査官からジョン.エドガー・フーバー長官に宛てたメモなのだ。
これは1947年7月に起こったロズウェル事件のことかと推測されている。
ここからわかることは少なくともFBIはUFOや地球外生命外関連事案については蚊帳の外だという事実なのだ。
それどころか、FBIの妖怪と恐れられたジョン・エドガー・フーヴァー長官が1958年にオクラホマ・シティの市民から、UFO目撃者に対して、黒づくめの男達、MIBに嫌がらせを受けてると手紙を受け取り、調査するよう指示を出していたことが判明している。
その結果、ジョン・エドガー・フーヴァーはMIBは実在していることを掴んだようだが、正体は不明としている。
おそらくは「プロジェクト・ブルーブック」の公式見解が示したイタズラ?事案も多数あったんだと思うけど、中には猜疑の色で再調査しなければならない事案も含まれていたんだと思う。
しかし、おそらくはフーヴァー長官をもってしても、それ以上の介入はできないと判断したのか?
国民にはまだ知る必要はないと判断したのかは不明だが、MIBは存在しているという事実のみに留めている。